退任の挨拶

平成23年3月11日 午後2時46分、東日本大震災が発生し 白井市でも震度5強という、かつて経験したことのない地震が観測されました。そのとき私は市民経済部長で、自己破産した白井梨ブランデー(株)のブランデーの在庫を処分するため、原酒樽からビン詰めする作業を行っていました。 白井梨ブランデー(株)は、日本中がバブル経済に沸いていた竹下内閣のときのふるさと創生一億円事業を活用して、市の特産である梨を原料にブランデーを製造し 全国に販売することにより白井市の知名度をアップさせるため、第三セクターとして設立されたものでしたが、創業以来赤字が続き、今後も改善の見込みがたたないため横山市長が自己破産を決めたものです。 当時、災害対策担当の部長でもあった私は、地震発生後即座に市役所に駆けつけ、横山市長の指示のもと市民の命を守るとともに、安全対策を最優先に数日間、市役所に泊り込んだことを今でも思い出します。私のこの時の経験や記憶が、その後の市長としての責任の自覚や判断基準になっていると思っています。 東日本大震災があった平成23年当時、市政では北総線の運賃問題への対応など市長と市議会が対立し、市議会では横山市長の不信任決議案を可決し、横山市長は平成23年4月7日に失職しました。これにより、地震による災害対策や福島第一原発からの放射線問題などと併せ、市長の失職による市政の空白が生まれてしまいました。 そこで、私は生まれ育った、愛するふるさと白井を震災被害と政治の不安定から一日も早く正常に戻し、「住んでよかった、いつまでも住み続けたい」と想えるまちを創りたい一心で、市職員を辞し「対立から対話に・ひとつになろう しろい」をスローガンに5月22日投票の市長選挙に立候補することを決意し、皆様の温かいご支援により当選させていただきました。 以来、2期8年間休むことなく、また、怠ることなく市民の皆さんとの約束として掲げた7つの理念の実現に向けて着実に仕事を進めてまいりました。 なかでも阪神淡路大震災や東日本大震災の経験から、市民の命を守ることが第一と考え、小中学校校舎、体育館の耐震化の前倒し、災害に強いまちづくりのために市役所を中心に防災機能を有する総合公園の整備、病院と介護保険施設の誘致、老朽化した給食センターの移設、災害対策本部の設置場所となる市役所庁舎の耐震化を進めました。そして、市役所庁舎の耐震化工事に併せて、庁舎内には白井警察センター(印西警察署分庁舎)の誘致もできました。 また、北総運賃については、公費を使わない学割定期の割引率維持などの実現に御理解をいただいた沿線首長さんを始め、関係者の皆さんに感謝しております。さらに、少子・高齢化の進展により、社会情勢が厳しくなる中で、新たな戦略的視点に立って策定した2025年を最終年とする第5次総合計画や将来を見据え持続可能な行政運営を推進するための行政経営指針のとりまとめ等、次の世代への方向性を探求してきました。市政、まちづくりは継続と安定、そして向上が重要であると常々考えており、そのためには先人が創り残してくれたこの素晴らしい白井をしっかり引き継いで、今必要なことを見極め対応し、次の世代に引き継いでいくということを最優先としてきたところであり、まさに今が自分にとって市長を引き継ぐ最善の時と判断したところです。 この4月14日に告示された市長選挙では、笠井喜久雄氏以外の立候補者がなく無投票で当選が決まりました。 笠井新市長は、長年にわたり市の幹部として私を支えてくれ、同じ志を持ってまちづくりに取り組んでまいりましたので、私以上のご支援を賜りますようお願いいたします。 重ねて、職員として33年、市長として8年、41年の長きにわたりご指導、ご支援いただきました全ての方々に衷心から御礼を申し上げます。 白井市がさらに発展し、「住んでみたい、住んでよかった、住み続けたい」まちになるよう心からお祈りするとともに皆様方のますますのご健勝を祈念申し上げ、退任の挨拶といたします。
令和元年5月21日                          白井市長 伊 澤 史 夫

ニュース

2012年5月28日月曜日

北総線沿線音楽祭 ~線路が繋ぐ 音楽で繋がる~

26日(土)文化会館大ホールで、北総鉄道(株)創立40周年記念「北総鉄道沿線音楽祭」が開催されました。
この音楽祭は、北総鉄道(株)と「北総線沿線地域活性化協議会」(白井市、印西市、鎌ヶ谷市、船橋市、市川市、松戸市で構成)の共催で、6市の小中学校、高等学校の吹奏楽部や合唱団が出演しました。
私は、共催しております「北総線沿線地域活性化協議会」副会長市で会場市の市長として出席させていただきました。
印西市からは、印西市立原山中学校吹奏楽部。印西市立印旛中学校吹奏楽部。
鎌ヶ谷市からは、鎌ヶ谷市立第二中学校吹奏楽部。鎌ヶ谷市立第五中学校ギター部。
船橋市からは、船橋市立豊富小学校吹奏楽部。
松戸市からは、松戸市立松戸高等学校合唱部。
白井市からは、七次台中学校吹奏楽部が「名探偵コナンのテーマー」、「雅風断章(がふうだんしょう・・奥深い日本文化を凝縮させたかのような曲)」、白井少年少女合唱団が「歌声響けば」、「野ばら」、「スマイル・アゲイン」、「怪獣のバラード」を演奏、披露しました。
各学校とも指導者の先生のもと、普段の練習の成果を発揮し素晴らしい演奏やハーモニーを奏でていました。
一昨年7月に成田スカイアクセス線が開業し、都心と成田空港が繋がりました。
今後とも、北総線の更なる利便性の向上にむけて鉄道事業者と連携してまいります。

七次台中学校吹奏楽部の見事な演奏に聞き惚れてしまいました。
市の大ホールは、小さくても音響が素晴らしいとプロの方からも高い
評価を受けています。このような場所で、演奏できる機会を少しでも
増やしていければと思います。


自治連合会定例総会

27日(日)に保健福祉センターで「平成24年度白井市自治連合会定例総会」が開催されました。
自治会、町会、区などの長の皆様には、日頃から住みよい地域づくりを築くため、地域住民の交流促進、生活環境の向上をはじめ地域課題の解決に向けた取り組みなど、地域のリーダーとして活躍されています。
現在市内には93の自治会、町会、区などの自治組織が有りますが、自治組織加入率は全体では約7割程度です。
昨年の東日本大震災以降、地域の絆、コミニティの果たす役割、重要性が再認識されています。
これからも、市民の安全・安心や住みよい地域づくりに市と自治組織と力を合わせて進めていきたいと思います。
役員の改選では、竹内会長さんが引き続き会長に選任されました。竹内会長さんのリーダーシップのもと自治連合会のますますの発展をお祈りいたします。
ご挨拶をさせていただきました。左は、この後の役員改選で
会長に再任された竹内会長です

たくさんの皆さんが出席されました。今年度1年間
よろしくお願いいたします。

ふれあい広場チャレンジパーソンスポーツ

26日(土)に白井運動公園で白井市とボランティア連絡協議会、心身障害者福祉連絡協議会との共催、教育委員会、社会福祉協議会、スポーツ推進委員協議会、グランドゴルフ協会、親和会の協力で障害を持つ方々のスポーツの交流会を開催しました。

晴天のもと少し気温は上がっていましたが、施設や団体から160人を超える方々が参加して、グランドゴルフ、ペタンク、ホールインワン、吹き矢、パン食い競走などに参加し楽しんでいました。
私も何種目かに挑戦しましたが、それぞれ結構難しくなかなか思った通りにいきませんでした。

閉会式では皆さんのお顔が少し日に焼けたように見えました。関係者の皆さんご協力ありがとうございました。


吹き矢にチャレンジ。思いどおりにはならないものですね。
 
閉会式でご挨拶させていただきました。暑い中、お疲れ様でした。
私がうかがった時には、皆さんいい汗をかいていました。


放射線講演会

26日(土)に保健福祉センターで放射線と安心・安全講演会 第1弾「子どもに対する放射線の影響」というテーマーで、放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター主任研究員の武田 志乃先生を講師にお招きして講演会を開催しました。
講演会には若い方や高齢者の方々約70名ほど参加されました。
講師の武田先生から、今まで放医研で受けたなかで特に多かった質問と回答の紹介が有りました。(牛乳は飲んでも大丈夫ですか?・・・発がん性物質のヨウ素が入っておらずセシウムも基準以下なので安心といえる)
そのあと、放射性物質と放射線に対する基礎知識(放射線にはアルファー線、ベーター線、ガンマ線、エックス線があり、それぞれ透過距離が違うこと)の説明が有りました。
自然界には食物や岩石、大地などに放射性物質が有り、また、宇宙からも放射線が地球に届いていること。

放射線医学総合研究所の緊急被ばく医療研究センターのQ&A・・・・こちらをご覧ください。

講演会後、参加者から質問があり、先生はそれぞれ丁寧に答えていました。
講演される武田先生です。私のもとに、わかりやすく参考に
なったという声がたくさん寄せられました。
武田先生、ありがとうございました。

2012年5月25日金曜日

北千葉道路の一部開通(6車線化)について

25日(金)午後1時から印西市の「印西牧の原駅」北側の国道464号線本線《下り車線》で「北千葉道路 千葉ニュータウン一部区間の開通式」が行われ、地元印西市の滝田県議、山﨑印西市長、鯉渕県土整備部次長、古川印西警察署長とともに、来賓としてご招待をいただき、式典に参列させていただきました。
北千葉道路(国道464号線)は、千葉ニュータウンを経由し都心と成田空港を結ぶ幹線道路で、災害時にも活用が見込まれる重要な道路です。
これまで、鎌ヶ谷市から印旛日医大駅までの18.9Kmが4車線(片側2車線)で供用開始されていましたが、「印西牧の原駅」周辺の商業施設の集積による渋滞が発生していたため、その解消を図る目的で、白井市の谷田地先から印西牧の原駅までの区間で6車線化(片側3車線)の工事が進められていました。
このたび完成し、25日(金)午後3時から6車線で供用開始されることとなり、その開通式典が行われたものです。
滝田県議、山﨑印西市長に続いてご挨拶をさせていただき、「昨年のスカイアクセス線の開通をはじめ本地域は高いポテンシャルを持っており、このたびの開通で更なる発展が期待され、将来の成田から東京外郭環状道路まで開通することで、成田空港と都心を結ぶアクセスの強化、沿線地域の活性化などで大きな期待を寄せており、早期の全線開通が望まれること」などを述べさせていただきました。
6車線化で渋滞緩和に大きな効果があると思いますが、最後の合流部では、事故のないよう慎重な運転をお願いしたいと思います。
6車線化と併せて、「印旛日医大駅」から先0.8Km(4車線)も開通し、19.7Kmが開通することになりました。また、平成25年度までには「印西牧の原駅」から「印旛日医大駅」まで3.5Kmも6車線化で供用開始される予定です。

式典でのあいさつの様子です。後方に開通する道路(本線)部分と
「牧の原モア」の商業施設が見えます。道路の右側は北総鉄道が
走っています。

主催者・来賓でテープカット。この後走り初めを行い終了しました。

操法訓練激励

17日夜、南山小学校で白井市消防団の市消防操法大会に向けての訓練の激励を行いました。
火災現場では、指揮者の判断・指示のもと状況に合わせた消火活動が要求されます。
消防操法は、火災時において迅速かつ安全な支持伝達、消火動作をとる基本ともなるもので、実際の火災時に役立つものです。
5月13日の消防夏季訓練から、6月10日の操法大会に向けて日頃生業を持つ消防団員の方々が、自分たちの地域は自分たちで守るんだという高い志のもと、仕事が終わってから南山小学校、清水口小学校で訓練を続けています。
怪我などに気をつけて、大会では訓練の成果が十分発揮されることをお祈りいたします。
投光器を使い、夜間訓練を行っています。
本当にお疲れ様です。

2012年5月23日水曜日

小学校陸上競技大会

23日、印西市松山下公園陸上競技場で「第51回 第三部会小学校陸上競技大会」が開催されました。
9市町にまたがる印旛郡市内を5つの部会に分けて、白井市、印西市は第三部会になっています。
両市の小学校から主に5,6年生の代表選手が100メートル、800メートル、1000メートル競走、ハードル、400メートルリレー、走り幅跳び、走り高跳び、ボール投げなどの競技で優勝を争います。
白井市からは9校 印西市からは20校、29校からの代表選手約1,200人が出場しています。
選手は、この大会に備え各学校で早朝、放課後を利用して厳しい練習を積んできました。
開会式では、どの選手も凛々しく、大変立派に見えました。
今までの練習の成果を発揮し、正々堂々と競技し全員自己ベストが出ることを期待します。
保護者の皆さん、たくましく成長したお子様たちを見て心強く感じたと思います。心からお慶びを申し上げます。
大変多くの選手が出場しました。この中から、オリンピック
に出場する選手が出るかもしれません。みんなガンバレ!!
後ろに見えるテントには、応援の方もたくさんお見えでした。
激励のご挨拶をさせていただきました。
白井市の選手団は左側に並んでいます。
指導くださった両市の先生方、ありがとうございました。

2012年5月22日火曜日

県内浄水場の水道水からホルムアルデヒド検出

白井市の水道水(桜台地区を除く)を給水している北千葉浄水場などから、発がん性が指摘されシックハウス症候群の原因物質ともされる「ホルムアルデヒド」が検出されたとの一報が、18日(金)夜10時前に市役所に入りました。
これを受け関係課職員(担当部長や市民安全課、上下水道課、管財契約課、秘書広報課担当者など)が市役所に参集し、私もすぐに連絡がありましたので、役所に駆けつけ情報収集や今後の対応、対策について協議をしました。

情報では、基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されたため、白井市に給水する北千葉浄水場では既に取水が停止されているとのことで、このまま取水が再開されない場合は、白井市も断水になる可能性があるということでした。
このため、正確な情報収集と市民への情報提供、万一断(減)水した場合の非常用飲料水(ペットボトル)の配布方法、非常用井戸の活用、給水車の手配などを指示し、いったん自宅に戻ったのは、明け方の午前3時近くになっていました。

19日朝6時に受けた報告では取水が再開されているとのことでホッとした矢先、7時30分ころには再び取水が停止されたとのことで市役所にも緊張が走りました。
その後の県からの情報では、13時以降、断水・減水の可能性があるとのことで、市では災害時の第1配備態勢をとり、それまでのホームページの広報に加え、防災無線の放送、広報車の巡回、市民からの問い合わせ専用電話の設置など、まず、情報の提供に努めました。
さらに、15時からは通常ルートと異なる北総浄水場方面から給水を受けるいわゆる「逆送水」をするとのことで赤水の発生可能性があることなどが判明しましたので、ペットボトルのトラックへの積み込みや非常用井戸の準備を行い、万一に備えました。

今回、北千葉浄水場などからの給水が止まり、断水した場合、白井市では約17,300世帯、約45,300人の方の生活に影響が出るところでした。
市民の皆様には、大変ご心配とご迷惑をおかけしましたが、19日(土)17時30分には、北千葉浄水場の取水が再開され、18時には送水が再開しましたので、白井市においては、断水という最悪の事態は避けられました。

このたびの災害では、昨年の東日本大震災に伴う福島原発事故の影響により、浄水場で基準値を超える放射性物質が検出され、市の非常用井戸からの給水、ぺットボトルの配布などの経験が生かされ、断水を想定した準備ができました。
しかしながら、新たな問題点や課題もありました。断水が長引いた場合、飲料水のほかにお風呂やトイレなどの生活用水の対応など。
また、今回のように深夜に災害が起きた時の必要職員の確保、市民に情報を提供するだけでなく、自治会等市民との連携・協力が必要であることなど、いくつかの課題も明らかになりましたので、市では、一連の対応を検証し今後の防災対策に生かしていきたいと考えています。
汚染源など、原因は現在も特定されていませんが、引き続き監視が続けられており、市内の水道水は安全が確認されておりますので、ご安心ください。
水質検査の結果はこちらから(ここをクリックしてください)

なお、万一の事態の備えて、市民の皆様におかれましても、日ごろから食料や水の確保、家族の連絡体制を整えることなどご協力をお願いいたします。

2012年5月21日月曜日

白井市武道大会


20日に白井市武道大会が開催されました。
私は、七次台中学校で行われた空手道大会に出席しました。
小学生から一般の男女選手が午前中は形の、午後は組手の競技で優勝を目指し普段の稽古の成果を発揮していました。
休憩時間に、私たちの白井太極拳クラブの演武も行いました。
空手道大会に太極拳が参加するのは初めてですが、白井空手道連盟さんからの声かけで参加させてもらいました。
太極拳は中国武術の一つとして知られ、400年前に体系化されたものです。空手も素手で戦う格闘技で、重心の保持・移動、無駄のない動き、意識、動作、呼吸などの基本に共通点があります。

少し稽古不足ですが私の演武です。

世界各国で普及している簡化24式太極拳
                                   
扇を使用にした太極功夫扇

剣を使用した太極剣
           
各流派を取り入れた総合型太極拳

東京財団公開シンポジウム

19日に、赤坂の日本財団ビルで東京財団「週末学校」公開シンポジウムにパネリストとして参加しました。
東京財団「週末学校」は、東京財団が、市区町村職員を対象に、住民を主体とする地方自治と地域の潜在力を生かした多様性あるまちづくりのため、自らの頭で考え、行動を起こすことがえできる人材の育成を目指すための学校です。
受講者数30人と傍聴者が約150人ほど参加していました。
パネリストは、中山弘子新宿区長、片山健也北海道ニセコ町長、松嶋貞治長野県泰阜村長という全国でも有名な首長さんとの登壇ですので緊張しました。
はじめに、それぞれ10分の講演をして、その後事業仕分けなどで活躍している東京財団研究員の亀井善太郎氏の進行によりパネルディスカッションを1時間ほど行いました。
松嶋泰阜村長さんは、田中元長野県知事が住所を移した村です。ニセコ町は全国で初めて自治基本条例を制定した町、中山新宿区は歌舞伎町ルネッサンスという素晴らしい取り組みをしている自治体の首長さんです。
亀井氏の快調な進行の元、それぞれ本音でのトークで大変参考になりました。
会場からの質問も、各自治体の意欲ある職員の質問とあって私も真剣に答弁しました。
機会があれば、また参加したい有意義な学校でした。
コーディネーターの亀井氏(右)の進行で、パネルディスカッション。
真剣な意見交換が行われました。

工藤公康少年野球教室

19日、南山公園グランドで元西武ライオンズ投手工藤公康さんの少年野球教室が行われました。
この野球教室は日刊スポーツ新聞社の主催で、工藤さんの野球教室は白井市が関東で初めてとのことです。
工藤さんは、30年の現役の中で224勝を挙げた日本を代表する大投手で、市内の少年野球8チーム、100人の選手が工藤さんの指導のもと、素晴らしい技術を学んだと思います。
今日の教室をきっかけにさらに練習を重ね、それぞれの夢がかなうよう頑張ってください。
工藤先生とツーショット。スケジュールの関係で指導の様子は拝見
できませんでしたが、予定時間を大幅に超える熱のこもった指導が
行われたと伺いました。    工藤先生、ありがとうございました。

ファミリー田植え体験

19日にJA西印場農産物直売所やおぱぁく隣りの田んぼでファミリー体験田植えが行われました。
好天に恵まれ、少し汗ばむ中、今年の参加者は家族19組68人でした。
今は、ほとんどの農家で田植え、稲刈りなどすべてが機械化されいますが、以前は、すべて手作業でした。
初めて田んぼに入る子供もいると思いますが、この体験を機会に農業に親しみ、自然の大切さを感じていただけたらと思います。
秋にはたわわに実った稲の体験稲刈りも行う予定ですので、田植え体験に参加した方も初めての方もぜひ参加ください。
これから行う田植え体験に参加者の皆さんもやる気満々でした。
そんな中、ワイシャツ姿でかなり場違いな感じですが、この日は
スケジュールが立て込んでおりすぐに次の会場に行かなければ
なりませんでしたので失礼しました。次回、稲刈りは皆さんと一緒に
汗を流して、恒例のカレーライス?を食べたいと思います。

大山口中学校体育祭

19日に大山口中学校の体育祭が開催されました。
小中学校の運動会、体育祭は通常9月に行いますが、大山口中学校は、夏休みに耐震化とバリアフリー化、老朽した施設の改修を行うためこの時期の開催になりました。
1年生は入学してまだ1月で練習時間のない中、3年生は中学校生活最後の、それぞれ思い出に残る体育祭になったと思います。
大山口中学校の今年のスローガンは「空まで響け僕たちの声、天まで届け僕たちの思い、勝利を目指して全力疾走」です。
生徒全員が力を発揮して、そして皆で力を合わせみんなのん願いが叶った素晴らしい体育祭になったと思います。
保護者の皆さん、地域の皆さん、たくましく成長した子供たち。これからも見守ってください。
スローガンにもあるとおり、全力で競技に取り組まれるよう
激励をさせていただきました。
大きな声で選手宣誓をする、両チームの代表です。
激戦の予感がしました。

2012年5月15日火曜日

しろい七福神・菖蒲まつり

13日(日)に折立の来迎寺で「しろい七福神・菖蒲まつり」が同実行委員会主催で行われました。
おまつりは、実行委員長の来迎寺の鈴木住職さんはじめ実行委員、白井商工会や関係者の方々の準備により、雲ひとつない晴天の中多くの人たちが来迎寺前の休耕田を利用した菖蒲を観賞したり、お寺の本堂に上がる階段を利用したステージで和太鼓や歌謡ショーを楽しんでいました。
しろい七福神巡りは以前から市内のお寺をそれぞれ巡っていましたが、地元の地権者の協力のもと菖蒲園を整備し、菖蒲の観賞と合わせたお祭りにグレードアップしたもので、今年で8回目となり、白井の新しい名物イベントとして定着しました。
境内には、焼きそば・軽食の模擬店や地元の農産物の直売店も出店してたくさんの人が両手いっぱいお土産を買っていました。
鈴木住職さんからは、人と人との絆の大切さ、袖振り(すり・触れ)合うも多生(他生)の縁などありがたい法話もありました。
関係者の皆様に心から感謝申し上げます。


本堂階段特設ステージでは、和太鼓の演奏などが行われ、お祭り
を盛り上げていました。用意したイス席では足りずに立ち見の方も
いたほどです。

菖蒲畑では、紫と黄色の菖蒲が、ちょうど見ごろでした。
地元の皆さんが、ボランティアで丹精込めて育てています。

自民党衆議院千葉県第13選挙区支部長のしらすか貴樹さんも、
奥様、お子様と一緒にお祭りを楽しんでいました。


白井市消防夏季訓練

13日(日)に南山小学校グランドで「白井市消防団夏季訓練」が行われました。
消防団は、消防署に勤務する常勤の職員ではなく、日頃生業を持ちながら火災などのときに、常備消防と協力して消火活動や後方支援活動にご尽力いただいています。
今回の訓練は、消火活動を安全かつ迅速に行うための消防操法訓練と新入団員の基礎訓練を行いました。
現在消防団員は286名で内新入団員は17名です。定員は352名ですので、定員に対し66名が不足しています。
私も昭和54年から23年間消防団員を務めましたが、消防団員の高齢化や生活様式の多様化などにより退団するときには私の地区においても定員割れの状態でした。
消防団の無い地区においては、自分たちの地域は自分たちで守るという志のもと自治会で防災組織の結成が進み、現在45の自治会に自主防災組織が有ります。
火災や地震などの災害がいつ起きるわかりませんので、常備消防や消防団、自主防災組織などと連携しながら市民の安全を守っていきたいと思います。
訓練に参加いただいた各地区消防団員の皆さんです。
多くの団員が参加され、心強く思いました。
 
日ごろの献身的な活動に対するお礼や訓練に当たり激励を
させていただきました。

操法訓練の様子です。本番さながらの訓練が行われました。


小・中学校PTA連絡協議会総会

12日(土)市役所6階で「平成24年度白井市小・中学校PTA連絡協議会総会」が開催されました。
PTAの皆様には、子どもたちの健全育成をはじめ、子どもたちが安全に生活できる環境づくりなど多方面にわたりご尽力をいただいていります。
私のあいさつの中で、市では、子どもたちが安心して勉強や運動ができるよう、放射線対策では「白井市除染計画」を策定しグランドなど順次除染を行っていること、また、工業団地内に計画されている汚泥処理施設の関係では、千葉県に対し事前協議免除施設でなく事前協議対象施設とするよう要望を行い、事前協議対象施設として取り扱う旨の連絡が有ったことを報告しました。
23年度の坂本会長さんはこの総会で交代しますが、あいさつの中で1年間役員や会員の皆様と一緒に楽しく協議会活動ができたこと、24年度は新会長のもとさらに活躍されることを期待するなどの話が有りました。
坂本会長さん1年間本当にお疲れ様でした。
総会では24年度の新会長に渡辺聡子さんはじめ新たな役員が選出されました。
新体制になった協議会のますますのが活躍をお祈りいたします。
来賓として、各小中学校のPTA会長さんをはじめ、役員の
皆さまにご挨拶させていただきました。
退任される役員の皆さま、本当にお疲れ様でした。
新役員の皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。

ボランティアの集い

12日(土)ウエルプラットで「平成24年度ボランティアの集い」が開催されました。
第1部のボランティア連絡協議会定期総会では、現利根川会長や役員の改選があり、新会長に「ボランティアグループ 緑の風」の鶴岡恵美子氏ほか新役員が選出されました。
第2部では、協議会に加入している12団体からそれぞれの活動報告について発表が有りました。
活動内容は、子育ての支援、障がい者への支援、高齢者への支援、文化活動など大変幅広く活動しています。
白井市朗読奉仕会    やまびこ
白井市手話サークル   梨の実
ボランティアグループ   緑の風
ほおじろの会
POTATO
白井市建築業組合
白井社会ボランティアの会 SSVA
いけばなボランティア  アイリス
クリスマスローズ     一緒に楽しむ
しろいふるさとガイドの会
活き活きライフしろい
ふれあい大松
個人ボラティアの方々
皆さんのボランティア活動に敬意と感謝を表します。

ボランティア連絡協議会発足後30年以上にわたるボランティア
活動に対し、お礼を申し上げさせていただきました
 
退任される利根川会長に花束の贈呈が行われました。
お疲れ様でした。


新会長となった鶴岡さんです。
これからもよろしくお願いいたします。


2012年5月11日金曜日

1年を振り返って

昨年5月22日に市長に就任してからもうすぐ1年になります。
この間、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射線対策など喫緊の課題に対応するとともに、市民との対話をモットーに皆様の声が生かせるような行政運営に心がけてきました。

放射線対策では原発事故後、国は放射線量の暫定基準値を年間20ミリシーベルト以下(毎時3.8マイクロシーベルト)を示したが、その後年間1ミリシーベルト以下(毎時0.23マイクロシーベルト)の目標数値を示しました。
市においては、国の数値を参考にしながら対応をしてまいりましたが、昨年12月28日に国から「汚染状況重点調査地域」に指定されたことに伴い、市の除染計画を策定しました。
この計画では、特に子どもたちの影響低減策を優先に国の除染基準を上回る市独自の基準を設定し、現在計画的に小中学校や公園、保育園などの公共施設や幼稚園・民有地などの除染を進めています。・・・詳しくは市のホームページをご覧ください。(ここをクリック)
放射線量が比較的高かった第二小学校グラウンドの除染工事の様子です。
工事終了後は、放射線量は大幅に下がり基準値内になっていますので、
安心してください。

食の安全については、市役所において農産物や学校・保育園給食の食材の検査を行い放射性物質の監視を続け、農家の方が安全な農作物を生産でき、消費者の方が安心して食べられる体制を強化してまいります。
また、放射線の空間線量測定器の貸し出しや市民が持ち込む食物の検査も鎌ヶ谷市と共同で行っています。(白井市専用の測定器の納品を待って、6月には市役所で検査ができる予定です。)

印西クリーンセンター次期中間処理施設では、現在の施設の老朽化に伴い平成21年から施設建設の候補地を検討していて、当時の組合構成2市1町2村で候補地を6ヵ所選定し、「次期中間施設整備検討委員会」の検討結果の報告を受け、私が市長に就任した時は現在地と現在地から約500メートル北側の泉・多々羅田地区の2か所に絞られていました。
候補地が2か所とも印西市内にあることから、印西市におけるまちづくりにおける総合的な観点などを参考に、組合管理者(印西市長)・副管理者(白井市長、栄町長)会議で泉・多々羅田地区に決定しました。
これからも、丁寧な説明や情報の提供などを通してご理解いただけるよう努めてまいります。

北総線の運賃問題に関しては、就任直後から北総鉄道(株)、京成電鉄(株)に対して要望活動や、印西市、白井市で構成している「北総鉄道運賃問題対策協議会」で森田知事に要望も行ってきました。
また、協議会で今後の活動方針についても話し合っており高運賃の解消に向けて活動をしてまいります。

市長就任のご挨拶で森田千葉県知事と面会した際、
北総線の運賃問題への支援を要請した時の写真です。

 千葉ニュータウンについては、1966年(昭和41年)に計画が発表され当時は計画人口34万人、計画面積2,912haであったものが、社会・経済状況の変化により縮小を繰り返し、最終の計画人口は14万3,300人、計画面積1,933haと大幅に縮小されました。
計画発表から45年以上が過ぎ、再来年の平成26年3月にはニュータウン事業が収束します。
白井市では当初計画人口105,200人が38,800人。計画面積836haが463haと縮小され、まちづくりにおいて大きな変更を余儀なくされました。
収束まであと2年弱、「北環状線」(市役所前の通りで桜台、印西市に通じる4車線の道路)の早期開通、市役所東側の「総合公園」の完成など、調和のとれた収束に向け県、企業庁、URなど関係機関と協議や要望を行っています。


北環状線の開通に向けて、市でも市役所進入路の
改修など関連工事を進めています。

防災対策としては、子どもたちの安全を優先し、「小中学校の耐震化計画」を1年間前倒しして平成27年度までに終了させます。
また、災害時の防災拠点となる「市役所庁舎の耐震化」については、7月に学識経験者、公募市民などからなる検討会を設置し、多角的に検討いただき提案をいただきましたので、早急に市としての方針を決定し庁舎の耐震化を進めていきます。

市民の皆様の声が行政に生かせるよう、市内6地区で「タウンミーティング」を開催し、すぐ実行できるものは24年度に実行します。今年も8月からタウンミーティングを行いますのでぜひ参加ください。(日程や場所は広報誌等でお知らせします)

昨年10月に開催した白井駅前センターでの「タウンミーティング」
の様子です。たくさんの出席をいただきました。今年度も開催します。
出席をお願いします。
財政の健全化と持続ある行政運営を目指し、本来市が行うべき仕事なのか、改善すべき点はないのか、費用対効果はなどを市民の目で見ていただく「事業仕分」を昨年行いましたが、市の実施計画事業を対象に今年、来年も行いますので市民判定人として参加いただければと思います。

駆け足で1年が過ぎましたが、これからも積極的に情報提供を進め、市の状況や市民の皆様がまちづくりに参加できる機会を広げていきたいと思います。
日本の人口が減少に転じ、高齢化・少子化がさらに進んでいる中、白井市は人口が増え、子どもたちも増えています。そして、首都近郊にありながら緑豊かで、農業、商・工業、ニュータウンなどの都市とが調和した環境にあります。
これからも、皆様と一緒になって「住んでよかった」、「住み続けたい」まちづくりを行ってまいりますので、皆様の声をお聞かせください。

2012年5月9日水曜日

新緑のゴルフコースを歩こう

8日に船橋カントリークラブで、同カントリークラブ共栄会(地権者や地域の方々の集まり)、白井市後援による「第6回新緑のゴルフコースを歩こう!」が開催されました。
催しの趣旨は、船橋カントリークラブがアウトコース9ホールを開放し、ウォークラリー方式でホールごとにスタンプを押してもらい、手入れされた素晴らしい芝と周りの景色、新緑の自然を楽しみながら散策するというものです。
また、コース内8番ホール脇には県指定の史跡「清戸の泉」(平安時代初期の大同年間の日照りの際に、老僧が竜神に雨乞いをして雨を降らせたという伝説)があり、千年以上にわたり清い湧水を続けています。
当日は天候に恵まれ約300人の参加者が散策をしたり、コースの中でお弁当を広げたり楽しんでいました。そして、最終ホールたどり着いたところで、共栄会の方々が育てた農作物などがプレゼントされました。
私は、第1回から数回市の担当として参加したことが有りますが、今回の参加者の多さに感動しました。
この催しが長く続きさらに発展し、これからも地域に密着したカントリークラブになることをお祈り申し上げますとともに、船橋カントリークラブ、共栄会の皆様に敬意を表します。

参加者が多くなっているのに驚きました。関係者の努力と
健康志向の高まりによるものと思います。

今も豊かに水を湛える「清戸の泉」です。神々しさすら感じられます。
船橋カントリー内の豊かな自然のなかにあって、しっかり管理されて
いるからこそ、今も残されているものと思います。

2012年5月7日月曜日

鯉のぼり祭り

5日のこどもの日に冨士中学校予定地で、第三小学校区地区社会福祉協議会主催による第13回鯉のぼり祭りが開催されました。
鯉のぼりは、江戸時代に端午の節句に男の子が元気に育つようにと、滝を登る鯉の姿に願いを込めて始まったといわれています。
昨年は、東日本大震災のため中止したので2年ぶりの開催でした。
当日は五月晴れの中、風もほど良く吹いて約300匹の鯉が元気に泳いでいました。
会場には、子どもたちや地域の人たちがたくさん集まり、焼きそば、焼き鳥などの模擬店、バザーも出展して賑わっていました。
日本の人口が減少に転じ、15歳以下の子どもの人数も減少している中、白井市は冨士地区、西白井地区を中心に人口、子どもの人数も増加しています。
今回のテーマーは、地域の絆と東日本大震災の被災地復興への願いを込めた祭りです。
鯉のぼり祭りを通して、地域の絆がさらに強まること、被災地の一日も早い復興をお祈りします。
祭の準備にご苦労された地区社協の皆さん、交通整理や警備にあたった冨士部消防団、交通指導員の皆さんはじめ多くの関係者に感謝申し上げます。

大空に舞うこいのぼりとたくさんの親子連れでにぎわう会場の様子です。

模擬店も会場を盛り上げていました。

会場で披露された「梨トレ体操」です。飛び入りで久しぶりに
参加させてもらいました。子どもも高齢者も一緒の会場で楽しめました。