台風26号被害状況

１５日（火）から１６日（水）にかけて大型で強い台風２６号が房総沖を東北方面に通過しました。
この台風は過去最大級とされる平成１６年の台風２２号に次ぐ規模で、白井市での観測では
総雨量　　　　　　　　　285mm　　（15～16日）
時間最大雨量　　　　　58.0mm　（16日　午前5時～6時）
瞬間最大風速　　　　　30.4m/s　（16日）
という大変勢力の大きい台風でした。
市では、１５日１６時に災害対策検討会議を開催、同２１時に災害警戒本部を設置し、警戒配備態勢をとりました。
災害警戒本部では、道路やライフラインの損壊、河川の氾濫、がけ崩れなどから市民の安全・生活を確保するめ各担当部署が市役所に詰め、消防団、消防署、警察、ガスや電気事業者などと連携し不測の事態や応急対応に備えました。
市内の被害状況は、１６日１６時現在で、南山２丁目６番南側の市道のり面の崩壊に伴い、道路が崩壊するという近年にない大きな被害が有りました。
また、農作物（ネギ、自然薯）にも大きな被害額が出ています。
そのほか、平塚地先での小規模ながけ崩れ、道路冠水、今井、七次地区での河川の氾濫、停電（500軒未満）市役所、小中学校での軽微な雨漏りなどを確認し、それぞれ関係者協力のもと応急措置、対応しました。
幸いにも、人的被害の報告はなく一安心ですが、市民生活に影響のある被害がありますので、関係機関等と協力し復旧に全力で取り組んでいます。
今日も、職員が各地区を廻り被害状況の更なる把握に努め、対応に当たっています。

市民の皆様は、自分の安全は自分で守るということを念頭に、常時災害への準備と心構えをお願いします。
今回の台風２６号は、全国に大きな被害を残しました。
犠牲になられた方々のご冥福と、一日も早い復旧をお祈りします。

マリアナ沖で台風２７号が発生しましたので、今後の進路を注視してまいりたいと思います。

南山２丁目の市道の崩落現場です。

南山２丁目の市道崩落現場の下からの様子です。

神々廻から平塚に向かう道路の冠水の様子です。

今井地区の河川の氾濫の様子です。

金山落の河川氾濫の様子です。