皆さん、デフリンピックをご存じですか。
デフリンピックは、まだなじみの薄い大会ですが、パラリンピック(身体障がい者の国際スポーツ大会)と同様に4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者の ための最高峰のスポーツ競技大会です。
田井さんは、小学生の時から陸上を始め、全日本学生陸上の女子100mハードルで2度の準優勝記録を持つアスリートです。
オリンピック出場を目指していましたが、女子100mハードルには、日本記録保持者の金沢イボンヌさんがライバルとして立ちはだかっており、その夢はかないませんでした。
23歳のころに右耳が突発性難聴となり、現役を引退した後は、左耳も聞こえにくくなりましたが、まだ走ることができると前向きに考え、現在は、聴覚障害者の大会で2歳の子を持つママさんアスリートとして頑張っています。
そして、今回の「デフリンピック2013年ソフィア(ブルガリア)大会」では、14秒56の記録で見事銅メダルを獲得し日本に凱旋、出身地の白井市に報告に来ていただいたものです。
この日は、田井さん、母親の川上美津子さん(白井市在住)、2歳の娘さんと教育長、私の5人で和やかな報告会となりました。
娘さんに金メダルをかけてあげたかったとのことですが、きっとママの思いは届いていると思います。
難聴というハンデを乗り越え、母として、そして一流のアスリートとして世界的に活躍される田井さんが大変輝いて見えました。更なる活躍をお祈りします。
市長室で記念撮影です。 前列左から田井選手、娘さん、川上さんです。 田井さんの胸には銅メダルが輝いています。 |
デフリンピックでの競技の様子です。力強い走りと跳躍の迫力に圧倒されます。 この一瞬のために懸けてきた各選手の思いや努力を考えると胸が熱くなります。 田井さんは左から2人目です (写真提供:田井小百合様) |
表彰式の様子です。 さまざまな試練を乗り越えて見事銅メダルを獲得されました。 笑顔が最高に輝いています。 今後の更なる活躍をお祈りしています。 (写真提供:田井小百合様) |
昨日はお忙しい中ありがとうございました。
返信削除早速掲載していただき、嬉しく思っております。
今後もさらなる記録更新を目指して努力してまいりますので、よろしくお願いいたします!
一昨日はありがとうございました。
返信削除これからも練習を続け、自己ベストの更新を目指してください。
時間が取れれば、白井市の後輩の指導や講演などをお願いできればと思います。
白井市民みんなで応援しています。