開会の後、白井市福祉作業所の皆様による「福祉の詩」の朗読がありました。
本大会の趣旨は、永年にわたり地域福祉の向上や社会福祉活動に功労された方を表彰し、感謝の気持ちを表すとともに、市の地域福祉の充実と市民が地域社会の中で安心して生きがいのある生活が営めるよう「ふれあいのまちづくり」を推進するための大会です。
表彰者は、特別功労者として個人3人、団体1。優良社会福祉事業関係者として個人13人。
優良社会福祉施設及び団体として3団体の表彰でした。
受賞された個人、団体の方々に敬意を表するとともに、今後のご活躍を期待申し上げます。
表彰式の後、「東日本大震災現場からの報告」~今わたしたちができること~という演題で
宮城県塩釜市民ボランティア「希望」代表の會澤純一郎氏による講演がありました。
氏は、元高等学校の教師をしていたということで、震災により高校生や卒業生が大勢亡くなってしまい、何かしなければ、今自分にできることは何かと思い、避難所に食料の配給などを始めたそうです。その活動中同じような支援活動をしている人たちと出会い、ボランティア「希望」を立ち上げ現在も支援活動を行っています。
講演は、はじめにDVDで被災当時の地震や大津波の様子が映し出されましたが、テレビや新聞報道では見ることのできない映像もあり、改めて自然災害の恐ろしさに会場からざわめきも聞こえました。
氏は、このたびの災害では人と人が助け合い、地域が助け合い励ましあったことや、近隣からの支援の輪が広まったこと。
また、家族を亡くし、家を失い、お金や土地、財産も失ってしまった人たちの心の痛みも切実に語っていました。
今、私たちに何ができるか。そして、できることをみんなでしていくことが大事だと締めくくりました。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
大会名誉会長を務めさせていただきました
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