私は、2007年に北海道のある市が財政破たんした出来事をきっかけに地方自治体も財政破たんする危機感を強く持ちました。
そこで、まだ余力のあるうちから行政改革に取り組むため、将来を見据え、持続可能な行財政運営を目指して、平成27年度に各分野の専門家で構成する行政経営有識者会議を設置し、市の行政経営についてさまざまな議論を行ってきました。
その集大成として、今後10年間の市の基本方針となる「行政経営指針」を取りまとめ、平成29年度から全庁をあげて本格的に行政経営改革に取り組んでまいります。
そこで、今後の行政経営改革の取組みを市民の皆さんと共有するため、行政経営改革シンポジウムを開催しました。
シンポジウムは、第1部 基調講演と第2部 パネルディスカッションの2部構成としました。
第1部は、大変お忙しい中、前行革担当大臣の河野太郎衆議院議員をお招きし、「国と地方の行政改革」と題し基調講演をこなっていただきました。
第2部パネルディスカッションでは、基調講演を受け、行政経営有識者会議副会長で、千葉大学法政経学部教授の関谷先生をコーディネーターとして、河野氏、行政経営有識者会議会長で構想日本ディレクターの伊藤伸氏、と私がパネラーとして参加し、「みんなで考える白井の行政改革」をテーマに意見を出し合いました。
基調講演及びパネルディスカッションを通じて貴重な意見をたくさんいただきました。
私は白井で生まれ育ち、幸運にも白井のまちづくりに携わり、常に白井とともに歩んできました。
白井は私にとっても市民の皆様にとっても大切な故郷です。
このシンポジウムを通じて、その大切な故郷を子や孫に「健全なままの白井市」を引き継ぐために行政経営改革に邁進する決意を改めていたしました。
お忙しい中、白井市のために時間を割いていただいた御三方に心より御礼申し上げます。
シンポジウムの冒頭で挨拶いたしました。 |
河野太郎衆議院議員による基調講演の様子です。 日本を代表する行政改革のスペシャリストのお話に大変感銘を受けました。 大変お忙しい中、白井市のためにありがとうございました。 |
パネルディスカッションの様子です。 左からコーディネーターの関谷先生、 続いてパネリストとして参加された伊藤様、河野衆議院議員、私です。 各界を代表する第一人者の皆さまから貴重な意見をいただきました。 皆さまありがとうございました。 |
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