この訓練は、文化財防火デーという全国的な行事に合わせて、毎年会場を変えながら指定文化財の防災訓練を実施しています。
今年の会場となった鷲神社の本殿は天保13年(1842年)に竣工したもので、江戸時代に建てられた市内の神社本殿では最大級で、本殿に大変立派な彫刻が施されています。
本殿以外にも、市内で2番目に古い石造鳥居(1752年)や1670年に造立された三猿庚申塔などの文化財があります。
文化財は、いったん火災などで失うと復元が難しいので、先人達から引き継がれた文化遺産を守り、後世に伝えていきたいものです。
そのためには、所有者の日頃の管理が大切であることはもちろんですが、消防署や消防団、地元の方々との協力体制が重要となりますので、この訓練は大変有意義なものです。
ご協力をいただいた鷲神社及び木地区の皆様、消防団木部他多くの皆様の参加に感謝申し上げます。
鷲神社本殿に施された見事な彫刻の一部です。 先人から引き継がれた大切な文化です。 |
水出し消防訓練の様子です。 |
消火器を使った消火訓練の様子です。 |
訓練の最後に挨拶いたしました。 訓練にご協力いただきました鷲神社様をはじめ、 木地区、消防団、消防署など関係者の皆様ありがとうございました。 |
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