5月を思わせるような温かな春の日差しの中、来賓やセンターの設置にご尽力いただいた方々など多くの人が出席し、育苗センターの開所を祝いました。
白井市はいうまでもなく全国有数の梨の産地ですが、おいしい梨を実らせる梨の木も30年を過ぎて老木化すると収穫量が減少するため、定期的に新しい苗木に改植していく必要があります。
しかし、改植後大苗まで育成し結実するまでに5年程度かかることから、その間の収入が減少してしまうため、改植を前に梨の栽培をやめてしまう農業者もいます。
白井市を今後も梨の産地として維持していくためには、農業後継者に梨畑を引き継いでもらう必要があります。
そこで、白井市梨業組合が育苗センターを設置して梨の苗木を共同育成し、大苗になった段階で農業者に提供することで改植後の結実までの期間を短縮し、通常より1~2年早い出荷を目指していきます。
この育苗センターは、白井市梨業組合が設置し、運営しますが、梨の育苗センターは全国でも珍しく、梨業組合が運営する形式はおそらく全国でも初めてではないかと思います。
改植の効率化を図ることで、将来に向けて梨の安定的な生産体制を確保し、併せて、農業収入の確保と後継者・担い手育成確保も目指していくことになります。
市としましても、この取り組みを支援し、市の基幹産業である農業の活性化を図るため、国の平成26年度補正で創設された「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用し、補助金を交付いたしました。
現在、育苗センターには若手農家が中心となって植えられた1080本の苗木(幸水、豊水、あきづき)が育成されています。
現在1メートル程の苗木がおよそ4メートルの大苗に成長し、予定では、今年の11月頃に市内の梨栽培農家に販売される見込みです。
この苗木の様にしろいの梨がこれからもさらに大きく羽ばたくことをお祈りしています。
| 秋本梨業組合長のご挨拶の様子です。 「しろいの梨育苗センター」の開設おめでとうございます。 これからも「しろいの梨」の発展のためよろしくお願いいたします。 |
| 開所を記念してテープカットが行われました。 左から私、秋本組合長、松田千葉県印旛農業事務所長です。 |
| 開所式の終了後、見学会が行われました。 |
| 梨の苗木です。 今は1メートルほどですが、出荷時には4メートルの大苗に成長します。 白い筒はウサギよけです。 |
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