市は、核兵器の廃絶と日本のそして世界の恒久平和の実現を念願して昭和62年(1987年)に平和都市宣言をしています。
市では、平和事業として映画上映や市民の協力により広島に毎年5万羽にも及ぶ折鶴を送ったり幼稚園・保育園児を対象に「平和を考える子どもたちの作品展(絵画)」などを行っています。
今回上映する映画はステイーブン・スピルバーグ監督作品の「戦火の馬」という映画です。
第1次大戦時にイギリス軍に使われた軍馬を中心とした物語で、イギリス軍はこの大戦で90万人に及ぶ戦死者を出していますが、出征した馬も100万頭を超え、そのうちイギリスの戻ったのはわずか6万2千頭ほどとされています。
人も馬も使い潰された過酷な戦争により、兵士も市民もあらゆる人々がさらされた苦境、そして困難の中、結ばれる人と人、人と馬の絆を馬の視点を通して描いた作品で、感動のラストシーンでは目頭が熱くなります。
まだ、ご覧になっていない方はぜひご覧になって、戦争の愚かさ、平和の大切さ、絆の美しさを感じていただきたいと思います。
今年は大変好評で、開場前から多くの方が入場を お待ちになっていました。約360人の皆さんに 鑑賞いただきました。 |
上映に先立ち、あいさつをさせていただきました。 戦争でお亡くなりになった皆様のご冥福と 世界の恒久平和をお祈りします。 |
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