27日(木)、東京都世田谷区にある小川瑞子さんのご自宅を訪問し、紺綬褒章をお渡しいたしました。小川さんは市出身の前衛書道家小川瓦木さん(故人)の夫人で、平成23年、市に小川瓦木さんの作品10点等を新たに寄贈されました。このたび、その寄贈による功績が認められ、平成24年10月31日付けで紺綬褒章が授与されました。紺綬褒章は、公益のため国や地方公共団体に多額の私財を寄附された方に国から授与されるものです。
私からは、受章のお祝いと、いただいた作品を市で大切に保管・展示していくと述べさせていただきました。褒章を受け取られた小川さんは、「寄贈した作品が、市の芸術文化活動の発展に寄与できれば幸いです。」と喜びを語りました。
小川瓦木さんは、平成6年の文化センター開館に合わせ、ご自身が制作した作品180点余りを市に寄贈されました。今回新たに寄贈いただいた分を含めますと、市は合計で約200点を所蔵することとなります。
作品は文化センター3階の郷土資料館で常時展示をしています。1月5日(土)からは新たに寄贈いただいた作品の一部を「新収蔵作品展第2回」と題して展示しますので、ぜひ皆さんも当市出身の偉大な前衛書道家の作品に触れてみてください。
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| 紺綬褒章を手に喜びの小川瑞子さん(中央)と御家族の皆さんです。 |
| 記念撮影後、少しお話をさせていただきました。 大変お忙しいそうで、毎日、いろいろな方とお話しするのが、 元気の源とのことでした。 |

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